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日々のだらだらを


by catsleeps
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ジェットストリームアタック(集合修習19日目)

今日は、検察、刑裁、弁護という
刑事の黒い三連星でした(黒?)。

検察は、すでにやった起案1と2の記録を用いて、
架空の事例を設定して、刑事手続について質疑応答。
令状がらみが多かった気がします。

講義案を読まないと、という気にさせられる(ドキドキ)
良い(?)演習でした。

刑裁は、起案1の講評の続きでした。

小問の解説を若干と、
残していた事実認定の解説。

あとは、起案を添削して、
教官が修習生に注意してもらいたいと思ったことなど。

刑裁の採点のチェック項目が100個あるとして、
50個もあれば群を抜いた起案になって、
30個で優秀なのだそうです。

それだけ教官室の採点基準が細かい、
ということのようですが、
教官室は解説講義するのに、
3日間ぐらい合議するけれど、
修習生は即日起案という時間制限あるので、
あまり気にしすぎないように、とのことでした。

この辺りも刑弁教官が同じこと言ってました。

17、8個から21個ぐらいでは、
チェックがつく項目も人それぞれだったりして、
どの起案が良いとは言えなくなってくるから、
あまり細かく成績分けをしても意味がないようです。

100個あるチェックポイントのうち、
階段を1段、2段飛ばしながら、
重要な30個ぐらいのチェックポイントで
論理を積み重ねるイメージですよ、
方向性を間違えないことが大事ですよ、
とのこと。

あー、あと今日の解説を聞いていて、
ようやくここにきて、非常になんとなくではありますが、
刑裁起案と検察起案の書き方の違いが
わかってきたような気がします(遅いな)。

最後のコマは刑事弁護。
先日の保釈請求書の起案の講評でした。

配点は50点だそうですが、
最終的に他の起案の成績と合算するときの比率は、
まだ未定のようです。

帰りがけの本屋では、
黒田硫黄の最新刊とハガレン最新刊を入手。
黒田硫黄は、短編集も出るみたいです。
楽しみ。

明日は1日民裁講義。
起案の講評です。
ああああ、耳をふさいで貝になりたいよう。
by catsleeps | 2008-08-25 23:48 | 集合修習のこととか