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日々のだらだらを


by catsleeps
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検察起案で役に立ちそうな本

質問があったので。
全国一斉即日起案が、教官から単なるメモ書きといわれた
僕に聞くのもどうかと思いますが(泣笑)。

最初に思いつくのは、
考え方ペーパー(白表紙)です。

某教官は5回読め、と言ってましたが、
解説聞かないと意味わからないところもある気がします。

刑法だと,
基本書では、これでもかっていうぐらい、
西田先生の「刑法各論」が多かったです。

あと修習生が意外と持っていたのが「条解刑法」でしょうか。
事件処理や、起案で問題になった罪名の、
大コンメンタールも読んでたりしてたような気がします。

事実認定は石井一正「刑事事実認定入門」、
「刑事事実認定」上下と、重要判決50選あたりでしょうか。
基本問題まで買ってた人はあまりいない感じです。

個人的には、
東京法令の「証拠収集の実際」がオススメですが、
絶版になっているので、研修所の本屋にでも行かないと
手に入らないと思います。

ちなみに立花書房にも同名の本があるので要注意。

その立花書房のシリーズでは、とりあえず、
「Q&A実例 窃盗・強盗・恐喝犯罪の捜査実務」
あたりが良いのでは。

おそらく1件は窃盗が配点されるはずなので。

編著の佐々木正輝検事は、
早稲田のローの教官もされてたそうです。

これ以外には、新捜査書類全集(立花書房)の
第1巻「証拠法」と第4巻「取調べ」で、
もうおなかいっぱい。

080408追記。
あ、あと通称ピンク本こと、近代警察社から出ている、
「犯罪事実記載の実務」も、公訴事実書くのに参考になるかもです。

0800711追記。
でも公訴事実の書き方は、検察講義案の付録で、
と教官は言ってました。
by catsleeps | 2008-04-07 00:57 | 実務修習のこととか