日々のだらだらを


by catsleeps
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とりあえず

「民事訴訟法の論争」を読了。

書いている(鼎談している)メンバーも豪華ですが、
対話形式の読みやすさもあって、
楽しく読めました。

ちょっとは民訴の理解が深まったでしょうか。

実家に帰っていると、
参考文献に目を通せないので、
ちょっともどかしったです。

でも、どうせローライブラリも夏期休業中なので、
差はないか……。

あと検察の取調べの実態がわかるということで薦められていた、
「国家の罠」(佐藤優、新潮社)を夜中の3時半までかかって読了。
超面白かったです。

ちょっと同じ筆者の本をいくつか読もうかな、という気になりました。
外交ってどういうものかというイメージもつかめるし、
日本ってダメダメな国なんだなあ、というのがよくわかります。
国策捜査をする検察って……。
国策捜査って不公平なんだなあ、
と読んでて思いました。

そういえば、最高検が、
鹿児島県議選買収事件の無罪判決と、
富山県女性暴行の冤罪事件について、
捜査・公判上の問題点を検証した結果を公表しているそうなんですが、
最高検のサイトのトップページにはそれらしいのがないんですよねえ。
どこで見られるんでしょうか。

それを探しているついでに、
検事総長のコメントも出てたので読みましたが、
座右の銘が「厳正公平、不偏不党」だそうです。

その中に1問1答があって、
ライブドア事件と村上ファンド事件の意義についての話もありましたが、
日興コーディアルの粉飾決算について、
ライブドア事件より規模が大きいのに、
なぜ旧経営陣の刑事責任追及をしないのか、
それって不公平じゃないの、
という意見(たとえば、評論家の山崎元氏のブログ3月14日)
があることはどう考えていらっしゃるのか、
聞いてみたいような聞いてみたくないような(どっちなんだ?)。

あと、最高検が、裁判員制度に備えて、
捜査・公判対策の「試案新版」を作って、
その中で、「任意性、信用性に問題がある自白調書は、
疑問を抱かれたときのダメージが極めて大きく、
証拠提出しないという選択もあり得る」との方針を打ち出したそうです。
へえー。

さてさて、精密司法と謳われた日本の刑事裁判制度は、
これからどうなって行くんでしょうねえ。

あと、裁判員制度下では、
弁護側から無罪推定の原則について主張しないほうがいいんじゃないのか、
という話が黒猫のつぶやきの7月24日のエントリィに出てました。

いろいろ一般人からみたらどうなるか、という観点から、
刑事裁判のあり方が大きく変わっていく(むしろ暗中模索か)
みたいです。
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by catsleeps | 2007-08-17 01:59 | 勉強のこととか