人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日々のだらだらを


by catsleeps
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

入門法科大学院実務法曹・学修ガイド(1)

みなさまおひさしぶりです眠り猫は生きています。

というわけで、献本御礼。

弘文堂様から、愛知県弁護士会法科大学院委員会編集の、
「入門法科大学院 実務法曹・学修ガイド」という本をいただきました。
どうもありがとうございます。

帯には、「実務家教員経験者が、
法科大学院での法律の学修メソッド、
司法試験に合格するための日頃の勉強方法を、
具体的に指南するライブ感覚あるふれる入門書」
と書かれています。

なんと、暗記すべき定義集付き(ランク分けされてます)だそうです。

紙上講義形式だそうですので、読みやすいと思います。
(「世界史講義の実況中継」は大学受験の時にお世話になった、
とか書くと世代がばれそうな気がします)

弘文堂のホームページからこの本詳細目次を見ることができます。

<詳細目次>
第1章 総論―法科大学院で勉強することの意義
   1 はじめに
   2 「なぜ、法科大学院へ進学するのか」をもういちど考えてほしい
   3 どんな法曹になりたいのですか?―具体的なイメージをもとう
   4 法科大学院の教員やカリキュラムを通じて「法科大学院の先」を知る
   5 司法試験科目以外の授業などについて
   6 「法科大学院で」勉強することの意味―仲間と学ぶ
   7 自分で勉強計画を立てる重要性
   8 「木も、森も」見る―常に「基本」から考える

第2章 法科大学院での法律学修メソッド―未修者向け・既修者向けの「法科大学院での法律学修メソッド」
   1 未修者の「法科大学院での法律学習メソッド」
   2 既修者向けの「法律学習メソッド」

第3章 法律学入門―法律を学ぶうえでの基礎知識
 第1 法律を得意になるには?
 第2 1週間に何日、何時間勉強すればよいのか
 第3 条文の読み方
   1 「本文・ただし書き」
   2 「項」
   3 「号」
   4 その他
 第4 法律学の基本的な用語と考え方
   1 「法」とは何か?
   2 条文解釈の方法
   3 善意と悪意、過失と重過失
   4 法律の明文にない優劣関係―一般法と特別法、前法と後法の関係
   5 法律のさまざまな分類―公法と私法、実体法と手続法、民事法と刑事法
   6 要件と効果
   7 定義と趣旨
   8 問題の所在
   9 必要性と許容性
   10 結果の妥当性(価値判断)と法的安定性(論理性)
 第5 法科大学院で学ぶ六法のアウトライン
   1 憲法
   2 民法
   3 刑法
   4 商法
   5 刑事訴訟法
   6 民事訴訟法
 第6 大陸法と英米法―日本の法律の海外からの影響
   1 日本法を勉強するうえで外国法を知る意味
   2 英米法と大陸法
   3 日本法は、どこの国の法律の影響を受けているか

第4章 各科目ごとの学修メソッド
 第1 憲法
   1 問題の所在―日常生活に対するさまざまな制約
   2 法科大学院で学ぶ憲法の(とりあえずの)到達目標
   3 憲法の世界
   4 ケースの検討
   5 憲法の学修メソッド
   6 法科大学院生の本棚―基本書などの紹介
   7 問題演習
   8 既修者のみなさんへのメッセージ―憲法
 第2 民法
   1 問題の所在―不動産の二重譲渡
   2 民法の世界
   3 ケースの検討
   4 問題に対する文書での回答
   5 民法の学修メソッド
   6 法科大学院生の本棚―基本書などの紹介
   7 既修者のみなさんへのメッセージ―民法
 第3 刑法
   1 問題の所在―自招侵害に対する正当防衛
   2 刑法の世界
   3 ケースの検討
   4 Aさんの質問に対する弁護人としての回答
   5 司法試験・論文試験において留意すべきこと
   6 刑法の学修メソッド
   7 法科大学院生の本棚―基本書などの紹介
   8 既修者のみなさんへのメッセージ―刑法
 第4 商法
   1 問題の所在―「敵対的企業買収」と新株発行
   2 商法の世界
   3 相談に対する回答
   4 問題に対する文書の回答
   5 商法の学修メソッド
   6 法科大学院生の本棚―基本書などの紹介
   7 既修者へのメッセージ
 第5 民事訴訟法
   1 問題の所在―処分権主義
   2 民事訴訟法の世界
   3 民事訴訟法の基本概念―処分権主義と弁論主義
   4 民事訴訟法の学修メソッド
   5 法科大学院生の本棚―基本書などの紹介
 第6 刑事訴訟法
   1 問題の所在―警察官Aの行為の検討
   2 刑事訴訟法の世界
   3 ケースの検討
   4 問題に対する文書での回答
   5 刑事訴訟法の学修メソッド
   6 法科大学院生の本棚―基本書などの紹介
 第7 行政法 
   1 行政法の世界
   2 行政法の学修メソッド
   3 ケースの検討
   4 行政法を得意科目にすれば・・・・・・
   5 法科大学院生の本棚―基本書などの紹介
 第8 実務系科目
   1 実務系科目の種類
   2 実務系科目を学ぶ意義
   3 実務系科目の学修メソッド
   4 要件事実入門
   5 法科大学院生の本棚―基本書などの紹介

第5章 法律的文章作成のメソッド
   1 法律的文章とは
   2 法律的な文章一般の作成メソッド
   3 試験の答案例で実際に考える
   4 問題文に応じて柔軟に考えることが何より重要

第6章 推奨する六法・書籍など
   1 六法について
   2 辞書・辞典類について
   3 推奨する書籍
   4 各科目の基本書について

第7章 理解・暗記すべき定義
   憲法
   民法
   刑法
   商法
   民事訴訟法
   刑事訴訟法
   行政法

【付録】双方向・多方向の授業を充実させるために―法科大学院生のみなさんへ望むこと

【事項索引】


興味がある方は是非読んでみて下さい(ステマじゃないですよー)。

斜め読みしましたが、自分が書いたらこういう本にはなりませんが、
いろんな意見を知ることができるという意味では、
良い本なんじゃないかと思います。
by catsleeps | 2012-04-13 17:42 | 勉強のこととか